新型コロナウイルスの飛沫予防にと、水泳スクールの指導者用のマスクが発売されているようです。
その名も「プールマスクマン」!かっこいいネーミングですよね。
その名前のインパクトや、実際につけてみた感じは苦しいのではないかなど注目が集まっているようです。
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プールマスクマンに注文殺到!
プール用の透明マスク誕生 泳いでもずれなくて注文殺到#耐水マスク #プールマスクマンhttps://t.co/QqqeeCZvMr
— スポーツナビ (@sportsnavi) June 6, 2020
これからの季節、例年ならプールや海へ行きたくなりますが、今年は閉鎖されていたり学校のプールの授業も中止だったりと、新型コロナの影響が出ているようです。
ですが、水泳を習っている人やそれを仕事にしている人にとっては、季節など関係ありません。
スイミングスクールでは、指導者が生徒に対して声かけをしたり、小学生など小さな子達には密接して指導する場面もあります。
かと言って、プールでは普通のマスクをするわけにはいきませんよね。
そこで今注目されているのが、耐水性で装着したまま泳ぐこともできるマスク「プールマスクマン」なんだとか。
業界団体も推奨するほどで、全国から注文が殺到しているようです。
プールマスクマンは、透明なガードを口元に装着しているような感じです。
見た目は堅そうですが、柔らかいビニール製で、運動をしても形はキープされたまま。
思い切り引っ張っても、かなり頑丈な作りだということがわかります。
鼻から顎までをかなり広く覆っているため、前方への飛沫は100%カットできるとのこと。
透明マスクだから口元までしっかり見えて、声が届きにくいプールでも口の形から判断することもできそうです。
プールマスクマンの特徴は
- 前方への飛沫を100%カット
- 濡れても十分な呼吸ができる安心耐水構造
- 表情が見える透明仕様
- 5時間連続で装着しても痛みが発生しにくいソフトタッチ仕様
- 洗って繰り返し使える長持ち仕様
- ゆっくりであれば装着したままでも泳げる流線型構造
で、装着する人や装着シーンをよく考えられていることがわかります。
プールマスクマンは苦しい?息継ぎや泳ぎやすさに影響は?
つけたまま泳げるらしいけれどこれどうやって息をするんだプールマスクマンよ、 pic.twitter.com/7KtXeCf5XL
— ZOZO (@PokemonZoe) June 6, 2020
SNSでプールマスクマンについてのコメントを見ていると、「息苦しいんじゃないか」「息継ぎしづらそう」など疑問の声も見受けられました。
プールマスクマンを装着することで、息継ぎや泳ぎやすさなど影響はあるんでしょうか。
ただ装着しただけだと、不織布マスクや布マスクに比べて、口周りの空間が広くて呼吸がしやすそうな感じがします。
でも水の中に入ったら、水が溜まって逆に苦しくなるのではないかと想像してしまいますよね。
プールマスクマンは苦しい?
商品説明には
濡れても十分な呼吸ができる安心耐水構造
とありますので、呼吸には全く問題がないことがわかります。
また、マスクの素材は薄くて柔らかいビニールで、激しく運動しても形はキープされたままなので、布マスクのように口元に張り付くなんてこともありません。
そしてマスクの紐も平ゴムで、耳に負担のかからない装着方法となっています。マスク自体が肌にくっつきやすいため、ゴム紐を多少緩めていても大丈夫と、締め付けられないことも安心です。
5時間連続でつけられるほどなので、装着していて苦しさはないようです。
実際の使用レビューはこちらでも紹介されています。
プールマスクマンで息継ぎや泳ぎやすさはどう?
プールでつけるんだから、泳ぐときにどうなるのかですよね。
商品説明では
ゆっくりであれば装着したままでも泳げる流線型構造
となっているため、めっちゃ泳ぐ!というときには向いてないようです。
あくまでも指導時に装着するものなんですね。子供たちに対して、泳ぎ方の説明をするときに少し泳いで見せる程度でしょうか。
プールマスクマンは「口から口への直接飛沫を防ぐ」ためのものなので、普通に泳ぐだけの時には使用しないんですね。
プールマスクマンを考案した会社「ロッキンプール」とは?
水泳教官用の防水マスク
その名は、プールマスクマン!٩( ᐛ )و pic.twitter.com/ZA62zfD2ps— 光雄☆工機 (@mitsuwo117) June 4, 2020
注目されている、プールマスクマンを考案した会社についてみてみましょう。
一般社団法人日本スイミングクラブ協会賛助会員である、「株式会社Rockin’Pool」は東京都台東区にある会社です。
創業は2015年7月。
- プールの中にロック(自由と遊び心)を取り入れたい
- 人と笑顔をもっとプールに集める
との想いが込められているようです。
事業内容は
- プールアイテム開発事業
- プールイベント事業
- プール撮影事業
- プールリノベーション事業
代表を務めるのは西川隼矢(にしがわじゅんや)さん。
大学時代にはアテネ五輪の代表選考会にも出場経験のある、元競泳選手なんです。
インストラクターの経験もあることから、安全で楽しいスイミングスクールの手助けになればと商品考案したようです。
まとめ:プールマスクマンは苦しい?息継ぎや泳ぎやすさに影響はないの?
スイミングスクールの指導者向けに考案・開発された「プールマスクマン」は、製品自体はもちろん、そのネーミングにも注目が集まっています。
これは水泳をする人のためのマスクではなく、あくまでも水泳指導時に装着するもの。
なので、生徒との軽いトレーニング程度なら苦しさは許容範囲ですし、ゆっくりなら泳ぎにも影響はないとのこと。
これからの新しいスイミングスクールのスタイルとなりそうですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。