祐真キキ(すけざねきき)の顔面麻痺の原因と症状は?
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芯の強そうな女性というイメージがぴったりの祐真キキさんは、アメリカで活躍している女優さんです。
黒髪ロングで、アジアンビューティーの雰囲気が素敵ですよね。
ところが2019年7月、突然のめまいがあったようです。
しかも普段のめまいとは違い、不安を覚えた祐真キキさんが病院へ行くと、耳の奥に良性の腫瘍が見つかったと言います。
そこで、アメリカでその腫瘍の摘出手術をしましたが、結果的に顔の左半分が顔面麻痺になってしまったようです。
明日26日(火)よる9時から「美を追求した落とし穴&顔面崩壊からの復活2時間SP」‼️
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— ザ!世界仰天ニュース【公式】 (@gyoten_ntv) May 25, 2020
手術失敗したのでは、と感じてしまいますが、この腫瘍摘出手術による顔面麻痺は、数は多くないもののあり得ることなんだとか。
手術で顔面神経が損傷されたことで、術後に顔面麻痺が起こる可能性もあるようで、おそらく術前にその説明もされていたはずなので、祐真キキさんも了承の上で手術に臨んだことでしょう。
顔面麻痺は、麻痺が起きてからできるだけ早く治療しないと治りにくい病気です。
発症して6ヶ月以内に形成外科を受診しないと、だんだんと表情筋が痩せてしまって回復しづらいのです。
祐真キキさんの場合は、おそらく術後に顔面麻痺になることが分かっていたと思うので、すぐに処置されたはずです。
それでも腫瘍摘出手術から1ヶ月後に、左側の眉が少しだけ動いた程度。
3ヶ月後になってようやく、顔全体が動くようになったものの、まだ笑顔は引きつったような感じでした。
2019年11月には、顔面麻痺の鍼治療をしてもらったことをインスタで報告しています。
笑顔でも左半分の口角は下がった状態ですが、「一瞬で目が閉じれるようになるゴッドハンドの先生」と書かれていることから、眼が閉じにくい症状があったこともわかりますね。
顔面麻痺は、軽傷なら2〜4週間で治りますが、重症だと結構長くかかります。
例えば私の知人も顔面麻痺になりましたが、10年経った今でも笑顔が引きつったままです。
顔面麻痺の症状は、
- 顔が曲がった感じ
- 眼が閉じにくい
- 涙がよく出る
- 口角が上がらない
- 水や食事が口から漏れる
- 耳鳴りが止まない
といったように、普通の生活を送りにくい症状が出るんですよね。
祐真キキさんはまだ若いですし、女優さんなので顔は一般の人よりも大事なはず。
顔面麻痺の症状が長期に渡らなくて良かった、というべきでしょうか。
顔面麻痺の原因として一番多いのは、「ベル麻痺」「ハント症候群」と呼ばれる、ウイルスが顔面神経管内の顔面神経に感染して起こるもの。
ヘルペスウイルスによる神経炎も原因としてよく見られます。
他にも、中耳炎による神経炎や耳下腺の悪性腫瘍も稀にあるようです。
それらは、祐真キキさんが患ったように手術がきっかけで起こる顔面麻痺とは違い、急に麻痺が起こるのですが、どちらも早めの処置が大切になります。