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センザンコウを食べる?味や料理食べ方漢方の効能も!新型コロナの中間宿主

センザンコウから新型コロナウイルスに似たウイルス発見

26日、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」で、センザンコウから新型コロナウイルスとよく似たウイルスが発見されたという論文が掲載されました。

センザンコウというのは体がうろこで覆われた、とても珍しい哺乳類で、実は絶滅危惧種にも指定されているとか。

全身に鎧をまとったような姿で、アルマジロやアリクイのようにも見えますね。

この論文では、東南アジア生息の「マレーセンザンコウ」を調査したらしいのですが、ウイルスが発見されたのは31匹中8匹だけ。

確率でいうとさほど多くはないのかな、という印象も受けられます。

これまで新型コロナウイルスは、元々の宿主はコウモリだと推測されてきましたよね。

センザンコウはコウモリを食べるので、そこからセンザンコウに感染し、中国でセンザンコウの肉を食べたり漢方にしたりで人間に感染したのではないか?という可能性が強まっているようです。

センザンコウを食べる?味や食べ方、料理、漢方の効能は?

日本ではほとんど馴染みのない、センザンコウ。

そのビジュアルからは、とても食べるなんて想像もできません。

でも「4本足のものならテーブル以外なんでも食べる」というほどの中国では、このセンザンコウも珍味として食べられているようです。

味はというと、特にこれといった特徴はないようですが、まるで猪のようなしっかりとした感じの肉なんだそうです。臭みもあるとかで、美味しいとは言えなさそうですね。

ただし、センザンコウは先ほども述べたように絶滅危惧種で、ワシントン条約でも取引禁止とされているのです。

だからセンザンコウを食べるのは明らかな違法行為で許されないことなんですが、それでも密猟が絶えないのは高値で売買されるというのも原因のようです。

食べ方は、うろこを剥がして肉を調理するようですが、取引禁止の動物でもあるためか、料理の情報や画像などは出回っていません。

また漢方の効能については、センザンコウのうろこが喘息、がんなどに効くとされているようですが、科学的な根拠はないとのこと。

絶滅危惧種でもあるセンザンコウの命が無理やり脅かされているのは問題ですし、本当にやめてほしいですよね。

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