18日に投稿された、岩田健太郎医師の「ダイヤモンドプリンセスはCOVID-19製造機」というYouTube動画。
かなりの反響を呼びましたが、そこに登場する「厚労省で働く某氏」が高山義浩氏だったのです。
高山義浩氏は、岩田健太郎氏のYouTube告発の内容を補修した文章をfacebookに投稿されましたが、これがわかりやすいとまた話題になっています。
ところで高山義浩氏はどんな方なんでしょうか?
今回は高山義浩氏のすごい経歴学歴や、厚生労働省で働く理由についてお伝えします。
https://momolog.online/2020/02/19/iwata-doctor/
高山義浩医師の経歴学歴は?
在宅医療に携わる医療者を日常的に悩ませるのが、患者宅や高齢者施設における感染対策。沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩氏に、在宅医療も実践する感染症医の立場から、「在宅医療における感染対策」について解説してもらいました。https://t.co/0yohGPJ4kl pic.twitter.com/MKClPqU5MV
— 看護roo!公式(かんごるー) (@kango_roo) April 10, 2017
名前:高山義浩(たかやまよしひろ)
生年月日:1970年(現在50歳)
出身地:福岡県福岡市
学歴:1995年 東京大学医学部保健学科卒業、2002年 山口大学医学部医学科卒業
肩書:群馬大学医学部非常勤講師
神戸大学医学部非常勤講師
琉球大学医学部非常勤講師
日本医師会総合政策研究機構非常勤研究員
沖縄県地域医療構想検討会議委員
沖縄県在宅医療・介護連携推進事業統括アドバイザー
うるま市高齢者福祉計画策定委員会委員
高山義浩氏は、1970年生まれで福岡出身、現在50歳の医師です。
2つの大学医学部を卒業されているんですね。
1つ目の大学「東京大学医学部保健学科」卒業後はフリーライターとして、世界の貧困や紛争などの取材していたようです。
その時、多くの子供たちが感染症で命を落とす現場を目の当たりにして、医師を目指すことを決めたんだとか。
そして2つ目の大学「山口大学医学部医学科」卒業し、医師免許を取得しています。
肩書きすごいですねー!たくさんあります。
それも当然と言っていいのでしょうか、経歴も様々で色んな課題に取り組んでらっしゃるようです。
経歴についても多々あるので、箇条書きで紹介させていただきますね。
- 2002年 国立病院九州医療センター、九州大学病院での初期臨床研修
- 2004年 佐久総合病院総合診療科で地域医療に取り組む
- 2004年 人身売買被害者なども含めた無資格滞在外国人に対する医療支援も行う
- 2008年 厚生労働省健康局結核感染症課で、パンデミックに対応する医療提供体制の構築に取り組む
- 2010年 沖縄県立中部病院で、感染症診療と院内感染対策に携わる
- 沖縄県立中部病院に地域ケア科を設立し、退院した患者のフォローアップ訪問や在宅緩和ケアを始める
- 2014年 厚生労働省医政局地域医療計画課で、高齢化を含めた日本の社会構造の変化に対応する地域医療構想の策定支援に取り組む
- 2015年〜 沖縄県立中部病院に戻り、急性期病院と地域包括ケアシステムの連携推進に携わる
専門は臨床学・感染症だというのは分かりますが、それだけでなく多くの経験を積まれてきて豊富な知識があるのはすごいですね。
高山義浩氏が厚生労働省で活動している理由は?
高山義浩氏は、厚生労働省で行政の業務支援をされています。
岩田健太郎医師の告発YouTube動画で「厚労省に勤める某氏」として登場し、その後、高山義浩氏ご本人が「それ私です」と申告したように、新型コロナウイルスの有識者として厚生労働省の業務に携わっているんですね。
と言っても高山義浩氏が厚生労働省で働き出したのは、ごく最近のこと。
2020年2月1日から、有識者(技術参与)として厚生労働省の業務に従事しています。
ではなぜ高山義浩氏に白羽の矢が立ったのか?というと、それ以前にも厚生労働省に携わったことがあるからですね。
先ほどの経歴にもあったように、
- 2008年 厚生労働省健康局結核感染症課で、パンデミックに対応する医療提供体制の構築
- 2014年 厚生労働省医政局地域医療計画課で、高齢化を含めた日本の社会構造の変化に対応する地域医療構想の策定支援
など、厚生労働省での勤務経験がありました。
高山義浩医師の評判は?
高山義浩氏が多くの活躍をされているのは分かりましたが、評判はどうなんでしょうか?
今回、岩田健太郎医師の告発YouTube動画に対する見解や補正などを述べたことに対し、いろんな声が上がっています。
多くの人は、高山義浩氏の冷静で落ち着いた対応にホッとしているように感じます。
「高山医師の説明は納得できる!すごく視野が広い!」と感心する声や、「岩田先生の証言を認めつつ、フェアな立場でコメントを述べられている」などの意見もありました。
岩田健太郎医師にアドバイスした高山義浩医師によるコメント。「完全でないゾーニング」を岩田医師は感染のおそれがあると指摘し、高山医師は船上という特殊な環境では、できることは限られると考えたうえで「よく頑張ってくれた」と感じている。 https://t.co/idkJBZwAzV
— バードランド (@bluebirdland) February 19, 2020
岩田健太郎教授の指摘に対する、高山義浩医師の現場としての見解を読む。現場が混乱と制約の中で試行錯誤してきたのもわかるし、そこに岩田教授の知見も生かしていければいいなと。
(国側は)「失敗の隠蔽をしてはいけない」
(国民は)「責任論に没頭してはいけない」
とても大事なことだと思う。 pic.twitter.com/K86YXhqhow— ヤンソンさんの誘惑@グラたん (@Jansson636) February 19, 2020
岩田健太郎氏のYouTubeでの発言を読んで感じた疑念が、高山義浩氏のFacebook投稿で、ある程度氷解しました。まだお読みでなければ…… https://t.co/cTI0hWvHCu
— 亀井麻美 (@kameiasami) February 19, 2020
岩田健太郎教授をダイヤモンドプリンセスに招いたと思われる方(高山義浩氏: 厚生労働省の技術参与、感染症医)の説明がFacebookにアップされています。内容の精査は必要ですが、冷静かつ客観的な記述だと感じますので、参考までリンクを貼っておきます。https://t.co/31AoodJGwH
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) February 19, 2020
こういう医師なら、コロナウイルス問題に関わる人たちや患者さんたちも心が穏やかになりますね。
まとめ
高山義浩氏のすごい経歴学歴や、厚生労働省で働く理由についてお伝えしました。
正しい情報を的確に、冷静に、国民がパニックにならないように伝えてくれるのはありがたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。