長崎に停泊中のクルーズ船から、新型コロナ感染者33人が確認されました。
クルーズ船といえば、日本は横浜のダイヤモンドプリンセス号で大変だった経験がありますが…どうしてまた日本にクルーズ船が停泊していて、感染者が出てしまったんでしょうか。
修繕のために長崎港へ停泊していたとの情報ですが、本当に修繕だけだったんでしょうか。
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長崎に停泊中のクルーズ船でクラスター発生 乗組員33人が感染
そもそも何故この時期に長崎にクルーズ船が入ってたのか?入国規制後も空港では外国人が入国してたって昨日ニュースでやってたけどこれもそれ?この政府もうだめだ https://t.co/pLa2duylP9 #長崎停泊クルーズ船 #乗員33人の感染確認
— moonflower (@b_moonflower) April 22, 2020
長崎行に停泊中のクルーズ船、イタリア籍のコスタ・アトランチカ号から乗員33人の新型コロナウイルス感染が確認されました。
乗員623人で、うち日本人は1名のみ。乗客はありません。
この船では、もともと20日に乗員1名の感染が判明したため、濃厚接触者57人がPCR検査を受けていたとのことです。
その結果33人が陽性って、やはり感染力がかなり強いことを物語っています。
この船は4月末まで停泊予定だったとのことですが、今回33人もの人の感染が確認され、もしかするとこれからさらに感染者が出る可能性が高いので、しばらくこのままかもしれませんね。。
ただそうなると、長崎では受け入れる病床数が限られていますし医療崩壊になるのは目に見えています。
イタリアも感染者数などが多く、医療現場が大変なので帰国も難しい気がします。
今後どうなるのか動向が気になりますね。
長崎クルーズ船をなぜ停泊させた?理由は修繕工事だけ?
https://twitter.com/non_1girls/status/1252776781746077696?s=20
そもそも、横浜のダイヤモンドプリンセス号で新型コロナウイルスの恐ろしさを経験したはずなのに、どうして長崎にクルーズ船を停泊させたんでしょうか?
まず、長崎に停泊したのは1月29日で、日本で新型コロナが騒ぎとなる以前でした。
コスタ・アトランチカ号は、イタリアの客船大手会社コスタクルーズ社で、もともと上海で修繕を予定していたとのこと。
でも中国で新型肺炎が流行していたため、急遽長崎での修繕に変更したんだそうです。
三菱重工も、これで客船修繕の足がかりができたら、という想いで引き受けたようですが、今となっては大変なことになってしまいました。
三菱重工は業績不振だったようなので、この受け入れには期待していたんだと思われます。
長崎に寄港した当初は乗組員に感染者はおらず、船内の衛生管理や健康管理も徹底していたようです。
その上で、乗員には長崎へ上陸させないと言われていたようですが、それならばどこで感染したんだろうという疑問が残ります。
また、ネット上では「イタリアからのコロナ疎開では?」なんて声もありましたが、乗組員は「家に帰りたい」と言っているらしいので、それはないはずです。
故郷から遠く離れた場所での治療は、本当に不安でたまらないと思います。
長崎クルーズ船の乗員は長崎市内に下船していた?
長崎市に停泊中のコスタ・アトランチカからコロナ陽性者が出たが、長崎市には他に2隻のクルーズ船が停泊中。
行き場のないクルーズ船を受け入れているのだが、
県は下船しないよう要請するだけで全く管理せず、実際は乗組員が下船してうろうろしている様子が多数の地元民に目撃されている。— mountainship (@mountainship1) April 21, 2020
長崎へ停泊するときに「上陸はさせない」とされてきたはずなのに、市内ではたくさんの目撃情報があるようです。
船内の乗組員に感染者はおらず、長崎でも感染者がいない時期なら気が緩んで下船してしまったのかもしれませんね。
食料や日用品を調達するために、港近くのコンビニやスーパーに行くことは容易に考えられます。
ですが3月14日、長崎県の壱岐市で感染者が確認されて以降は、クルーズ船から人の乗り降りはなかったとのこと。
ということはやはり目撃情報は事実で、下船していたために感染したのかもしれませんね。
ただ、最初に乗員1人の感染確認されたのは4月20日です。
3月14日から1ヶ月以上経っての発症なんでしょうか。
追記:3月14日以降も乗組員が下船していたことが判明したようです。
なのでやはり、下船中に日本で感染したと考えられますね。
まとめ:長崎クルーズ船なぜ停泊?理由は修繕だけ?目撃情報も
長崎に停泊中のクルーズ船で乗員33人の新型コロナ感染が確認されました。
地元長崎では、乗員が市内を歩いていたとの目撃情報もありますが、長崎市内にも拡大してしまうのか心配です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。