19日、カナダの「シルク・ドゥ・ソレイユ」が、新型コロナウイルスの影響で公演の中止が相次ぎ、スタッフの95%となる4700人を解雇すると発表しました。
シルク・ドゥ・ソレイユといえば日本でもかなり有名なサーカス劇団ですよね!
しかも95%も解雇なんて、ほぼ全員と言っても過言ではないくらいです。
突然解雇されて、シルク・ドゥ・ソレイユの団員さんたちは大丈夫なんでしょうか?
今回は、シルク・ドゥ・ソレイユの年収やギャラ、解雇されたけれど再雇用はあるのか?について調べました。
Contents
シルク・ドゥ・ソレイユの年収やギャラはどれくらい?
世界的に人気がある「シルク・ドゥ・ソレイユ」。
動物などを使わず、人間のなせる技だけで観客を魅了するサーカス劇団です。
といってもパフォーマーは、並大抵の人間ではないというのはみなさんご存知の通りですよね。
パフォーマーの中には元オリンピック選手も多くいます。
現役を引退した後もその身体能力を生かせる場所があるというのは、パフォーマーだけでなく、私たち観客も嬉しいものです。
そんなシルク・ドゥ・ソレイユの年収やギャラって、どれくらいなんでしょうか?
やはり選ばれし人間だけが集まっているので、お給料も高いんでしょうか。
シルク・ドゥ・ソレイユはチケットが高いから、社員はお給料がかなりいいと思っている人も多いようですが、実際のところはどうなんでしょうか。
舞台セットや衣装などにもお金がかかっているでしょうしね。
調べてみたところ、パフォーマーとして公演に出ている人でもピンからキリまで年収が違うようです。
トップレベルの人なら年収1500万円くらいだったり、同じ年齢のサラリーマンと同じくらいだったり、貯金を切り崩さないと生活できないくらいの人も…。
やはりレベルに応じた給与体系なんでしょうね。
その代わり、待遇がかなり良いとか!
住むところは提供されているし、医療費が無料だったり保険が充実していたりと、サポート体制もしっかりしているようです。
そりゃ世界トップレベルの人たちが集まる場所ですからね!
何より体調管理は万全な体制にしておくことは重要です。
また、待遇や環境うんぬんではなく、世界的に人気な「シルク・ドゥ・ソレイユ」のステージに立てること自体が名誉なんでしょうね!
ただ「シルク・ドゥ・ソレイユ」は公演ごとに一年〜二年契約となっていて、更新している仕組みなので、その間の年収がもし低かったとしても、それ以上のものが得られるんだろうことは素人でも想像できますね。
シルク・ドゥ・ソレイユは解雇後に再雇用する?
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スタッフの95%を解雇すると発表した「シルク・ドゥ・ソレイユ」。
95%の4700人を解雇とのことですから、かなりの人数が所属していることがわかります。
新型コロナウイルス問題が終息したら、シルク・ドゥ・ソレイユはこの4700人を再雇用するんでしょうか?
また、この4700人は突然解雇されて大丈夫なんでしょうか。
この雇用に関してですが、日本の雇用体系の考え方とは違うんですよね。
カナダを含む欧米では、解雇は比較的簡単に言い渡されてしまいます。
が、その分採用も容易にされやすいため、解雇されても「そういうもの」だとして受け入れられているんですね。
そもそもシルク・ドゥ・ソレイユの団員達も、普段はダンサーやインストラクターとして働いていて、シルク・ドゥ・ソレイユの「社員」ではないんです。
普通の会社員とは違うんですよね。公演ごとに世界中から参加できる人たちが集まるというスタイルは、まるで契約社員のような感じです。
そう考えると、今回解雇されても何もおかしくはないのかな、という気がしてきますよね。
ですが、人一倍の努力をして頑張って雇用されたわけなので、解雇されてしまったらやはり悲しいですよね。
シルク・ドゥ・ソレイユの舞台に立てるようになるまでに
書類選考通過
↓
オーディション(その時によって内容が異なる)
↓
スカウトマンのお墨付きをもらえる(契約ではなく、登録されるだけ)世界中に数万人
↓
現行のショーで欠員が出た時など必要な時に連絡がくる。ただし一定期間経過したら、再度オーディションを受けなければならない
↓
ショーへ向けてのトレーニング
と、これほど多くの壁が立ちはだかっているからです。
また、いくら一流のパフォーマーが集まったとはいえ、仕上げるまでにかなりの時間と膨大なお金がかかってきたはず。
それなのに再開して「また一からやり直す」ってなると大変ですよね。
もしかすると、解雇前に「身体能力や体型などがキープできていれば再雇用します」といった条件契約がされている可能性はあるのではないかと思います。
シルク・ドゥ・ソレイユの95%解雇にネット上の声は?
「シルク・ドゥ・ソレイユ」がスタッフの95%に当たる4700人を解雇するというニュースを受けて、ネット上に衝撃が走りました。
そりゃ当然ですよね、日本では解雇される=死活問題です。
「簡単に解雇、簡単に採用」の欧米とは真逆で、日本の場合は「採用までが大変だが、採用されたら簡単に解雇されない」ですからね。
ある意味守られているのかな、とは思いますが…。
ネット上の声はどうなのかというと、
- 休業中の保障の支払いをしなくてすむように解雇したのかな
- 日本も今後、人員削減されるかもしれない
- 日本も再就職を簡単にできるようにすればいいのに。
- こういうイベント業って、先の見通しが立たないというのが一番辛いですよね。シルクドゥソレイユを皮切りに、今後も解雇が増えそう
- 解雇というか、いったん解散し各々で生活していって、またみんなで集まろうという感覚なのかも
- 再開するときは、ぜひ今のパフォーマーを優先して採用してほしい
などと、やはり大々的な解雇に驚きが隠せない感じです。
また、このような解雇ニュースをきっかけに日本でも解雇されだしたらどうしよう、と心配の声もありました。
日本の場合は再就職がけっこう難しいですし、簡単には解雇しないでほしいですね。
新型コロナウイルスで企業も打撃を受けている状態なので、いま解雇されると採用が普段よりも大変な状況であることは明らかですしね。
まとめ:シルクドゥソレイユの年収ギャラはいくら?解雇後に再雇用はされる?
シルク・ドゥ・ソレイユが新型コロナウイルスの影響で公演の中止が相次ぎ、スタッフの95%である4700人を解雇すると発表しました。
そこでシルク・ドゥ・ソレイユの年収やギャラ、解雇されたけれど再雇用はあるのか?について調べました。
またシルク・ドゥ・ソレイユが再開される日が来るのを祈りたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。